姉と贔屓されていたのに、暗黙の了解で気づいていない振りをする家族

私が物心をついた頃から姉は毒親に異常に嫌われていて、その事で非常に傷つきまくっていた。

 

この事は、幼い頃から家族の中で(周りの人間全員。親戚の中でも)核となっていた共通の認識で、姉は嫌われて、妹の私が贔屓されている事で非常に傷つき、自信をなくしている。

親に嫌われるのは、自分のせいだと思っている。

毒親が、自分達親が姉を嫌うのは、姉が暗い(大人しい。喋らない)から。だから姉が嫌われるのは当然。姉のせい。好かれたければ親が喜ぶ事、好かれる人間になるべき。)

と、思っているのを感じていて(日頃の毒親の態度や言動などから。もちろん毒親は本心をはっきりと口に出しては言わない。言わないから、自分達はそんな事言っていないと逃げる口実を作る。が、遠回しにそう思っているとして、人を傷つけようとする非常にずるい人間。そして、毒親がそんな事言っていないという事を思っている事を感じて、口に出して言っていないのだからそんな事はないと、毒親はそう言っていないからと、毒親の思うがままに、はっきりと言っていないのだから、毒親のことをそう思っていると言ってはいけない様に毒親の思うがままに私も思っていた。が、今思うと、その人がどう思っているのか、口に出して言われなくても雰囲気やオーラ、言動や態度などで伝わってくるものなのだが、それは、自分がどう感じたかなのだが、子供の頃から毒親が口に出して言っていないのだから、そんなことを思っていると言うのは私が間違っていると思っていた。何処までも毒親の「こう思え」と言うままに思っていた。)

 

が、自分の本心を私自身は知らないので、そう考えていることに自分自身でも気づいていなかった。

 

親は、口に出して言わなければ、自分がどう思っているか人にはバレないと考えている様だった。

そして言わないことで、そんなこと言っていない、思っていないと逃げ道を作っている様だった。

が、遠回しに嫌味を言ったり、態度などで示す。

が、口に出しては言わないので、そんなこと言っていないと逃げ道を作る。

そして私は口に出して親が言っていないから、親のことをはっきりと指摘できない。

親を非難してはいけない。

親を悪く言う私が間違っていると自分自身が悪い様に思っていた。

正に親の「こう思考しろ」と望むままに。